鉄道や高速道路などの鉄筋工事を手掛けています
鉄筋は建造物の基礎となる部分で、コンクリートに隠された内側を支える骨組みです。
建物の重量を支えたり、外からの衝撃を吸収したり、建造物の基礎を支える重要な役割を担っています。
設計図から鉄筋の配置関係を把握し、現場に入ってきた資機材(鉄筋など)を設計図通りに組み立てる仕事で、
結束のスピードと出来映えの美しさによって熟練工かどうかが分かると言われています。

躯体三職!
「躯体」とは、建物の基礎や柱、梁など、建物全体を支える骨組み部分を指し、まさに構造物の“骨格”となる重要な部分です。この躯体工事を支えるのが、「鳶土工」「型枠大工」「鉄筋工」といった専門職で、彼らは建設業界で「躯体三職」と呼ばれています。どの職も高度な技術と集中力を要し、建物の安全性を左右する責任ある仕事です。現場で最前線を担う彼らの姿はまさにプロフェッショナル。社会を支えるカッコイイ仕事として、多くの人に誇れる職種です。

作業内容のご紹介
組立
組立は、設計図をもとに鉄筋を正確な位置に配置し、強固に結束する作業です。建物の安全性や耐久性を左右する非常に重要な工程であり、寸法の誤差を最小限に抑えることが求められます。熟練した職人の手によって、一つひとつ丁寧に組み立てられる鉄筋は、完成後には見えなくなる部分ですが、建物の骨格として確かな役割を果たしています。高い技術力とチームワークが不可欠な作業です。

加工
現場で使用される鉄筋を正確な長さや形状に切断・曲げる作業を指します。設計図に基づいて緻密に加工することで、組立作業の効率化と品質向上を実現します。高性能な機械を使いながらも、細かな調整は職人の経験と技術が問われるため、加工は単なる作業ではなく重要な技術工程です。正確な加工があってこそ、現場での組立がスムーズに進み、建物全体の強度を支える基盤となります。

施工管理
現場全体の進行を計画・調整し、安全かつ品質の高い工事を実現するための重要な役割です。鉄筋工事においては、資材の手配や工程管理、作業員の安全管理、品質検査など多岐にわたる業務を担当します。現場の状況を的確に把握し、問題発生時には迅速に対応しながら、計画通りに施工が進むよう統括します。確かな管理体制が、信頼される建設工事の土台を築きます。
